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【レポート】あいのり夏号・おかみちゃん同行記(番外編)

8月17日(金)に開催しました「小さな仕事づくりから復興を考える車座座談会」
(ナビゲーター 風見正三先生、スピーカー足立千佳子&満尾彩希)
について、メアリーが記録をとってくれました♪

メアリー日記(番外編) 8月17日(金)

◎足立さん
女性の視点から被災した女性の支援をすすめている。物資などの支援を経て被災者同士や二次避難先の人々とのコミュニケーションをとるようにし(現状はここ)、最終的には被災した女性たちの経済的な独立を図っていく。その動きの中には編んだもんだらやおのくんなど被災した女性たちの手作りのものを売ったり、公的なコミュニケーションの場としてのうれしやを立ち上げたり暮らしを見つめ見直すための座談会などを設けている。

◎さきさん
津屋崎ブランチというNPO団体に所属していたときのお話。古民家の再利用のため日替わりカフェを企画し実行。店を開きたいが毎日は忙しいという人々の希望も叶い、利用料を割勘ではあるものの徴収もしていた。また古民家の再生に関しては、地元の方で再生に関わる仕事(修理屋など)をしていたお年寄りを中心にしてワークショップを開く。お年寄りの方も満足し古民家再生もできた。時には旅行者を巻き込み町作りをしていた。いずれも自分のやりたいこととニーズが重なり上手くいった。

◎風見先生
震災を越えるには今までの文明社会が奪ってきた自然の一部としての生命力を取り戻し、善意の繋がりを再び作り上げることが必要。そして復興には小さな仕事をひとりひとりに与え、暮らしや仕事はもちろん必要だが、地域が主体となり利益が循環する仕組みに変革することが鍵。地域主体の仕組みに加え地域資源を見つけてそれを経営する力も必要。そうすることで繋がりの再構築を図る。

◎まとめ
復興には全員に行き渡る支援や時には負担も必要。人と人との繋がりをより強固にして連携をとり、そして地域や地元の人が中心になり再び町を作っていくと上手くいくのではないか?

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福岡の津屋崎で大学4年の1年間、起業して暮らしてきた満尾彩希さんとの出会い。
そしてご縁がつながり、現在、彼女は「うれしや」のオーナーである「かのファーム」の
社員となり、うれしやでも働いています。
彼女と話をしたときに、小さな仕事づくりという言葉がキーワードとなり、
福岡でのまちづくりと、東北での復興のストーリーが、魔女の中でひとつに重なりました。
そこで、彩希ちゃんと、風見先生との車座座談会を開きたい!と、考え、、、
座談会が実現されました。

座談会をする!と、決めたときには、彩希ちゃんはまだうれしやのスタッフではなかったし、
ましてや、この時期に学生さんをお預かりしているとは、予想だにしていませんでした。

が、暦使いでもある魔女の魔法は、不思議なご縁を導いているのですね。

メアリーがいてくれて、このように的確にメモをとってくれたこと、
また、メアリー自身の復興支援への何かのしるべとなったこと、
とても嬉しいときのめぐりでした。

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おかみちゃん同行記(0)
メアリー日記(1)  


【レポート】あいのり夏号・おかみちゃん同行記(4)

メアリー日記(4) 8月19日(日)

みなさんこんにちは!メアリーです∩^ω^∩

昨日は鉄砲町でバザーの後
うれしやの方でクリームチーズを食べるイベントがありました。
バザーは悪天候が心配でしたが無事開くことができました。
まだまだ始めたばかりのバザーのようなので、これからいろんな人の間に
広まっていってほしいです。
口コミなど小さな輪でもいいので、最初はいわゆる身内ばかりでも
『何だろう?』と地元の方が思って人が集まってくるかもしれないと思いました。

クリームチーズを食べるイベントでは、意外なチーズの組み合わせのお料理をいただきました。

3つのイベントに参加させてもらいましたが、どのイベントも近所の常連さんや
私のような初めましての人でも、同じ料理を囲んでいる状況が毎回新鮮でした。
でも、それができる場所が案外ないので
こういう場所があると何か不安なことがあったときに心強いし
情報交換できていいと思います。

さて、私はこの日で最後になりました。
ボランティアに絡みの少ない、一般の方とコミュニケーションをとる機会を
たくさんいただけていろいろなことに気づきました。
一番は地元の方たちの中にも復興が終わったことだと思っている人がいることは、
仙台市街地はかなり復旧したということだと思います。
それはもちろんいいことですが、反面怖いことだと思います。
例えば仙台の外れのほうには瓦礫などが少なくはなりましたがまだ残ってます。
それを知らない人が地元の方にたくさんいるとその復興半ばの場所が取り残されたり
復興が進まなかったりしないかと思うんです。

そして私はまたこの夏で終わらせず、次もどこかで活動させていただきたいと思います。

最後に足立さんやさきさんには本当にお世話になりました。
不甲斐ないところも多々ありましたが、みなさんあたたかくて本当に仙台が大好きになりました!
短い間でしたが本当にありがとうございました!

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ほとんど事前レクチャーらしきこともなく、ぶっつけ本番のボランティア受け入れでした。
受け入れ側として、いろいろと考えることが多くありました。
私自身、普段は支援する側として、仮設住宅などへお邪魔しますが、
訪問先でどれだけ負担をかけてしまっていたか、と、立場を同じくしてみて
省みる機会となりました。

最終日は他の学生たちも来てくれて合宿のような様相となりました。
「普通」に仙台に暮らしている人たちにとって、ボランティアが「まだ」来ているという
事実に触れることは大変いい機会だと思います。

メアリー、ありがとうございました。
関西に帰っても、東北のことを思っていてくださいね。


                  おかみちゃんこと、まちづくり魔女♪

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おかみちゃん同行記(0)
メアリー日記(1)
メアリー日記番外編  


【レポート】あいのり夏号・おかみちゃん同行記(3)

メアリー日記(3) 8月17日(金)

こんにちは!メアリーです(*^^*)
今日は掃除とポスター作り、そして座談会でした。
今日作ったポスターは明日のイベントに使うものです!
どんな人が来てくださるのかちょっと不安ですがやっぱり楽しみでもあります♪

そして座談会では貴重なお話や経験談を聞くことができました。
東北で何が起きているのかコミュニケーションをとるなかで見聞きしたいと思い、
今回は瓦礫撤去がメインではないボランティアのほうに参加させていただいていますが、
改めて自分がどう復興に関わるか考えるいい機会になりました。
でも大きな視点ではなく、細かくひとりひとりにきちんと支援が行き渡らないとと
形だけ元通りになった復興になってしまうのではないかとは前から思っています。
じゃあその支援は具体的にどんな支援が必要なのか、
そして私たちに何ができるか、どうすればいいかはすぐに結論が出ませんが
じっくり考えていきたいと思います。
でもいろいろなことに参加させてもらって、まずは自分の考えに合う支援の仕方を
模索していきたいと思います。

そして明日がいよいよ最終日です(>_<)気を引き締めて頑張っていきます!

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明日の鉄砲町バザールでは、復興支援グッズの販売をするので、
その準備をメアリーにお願いしました。
編んだもんだら、おのくん、おのくんポーチ、それぞれの出来た背景を理解してもらい、
それをお客様に伝えられるようなポスターを作ってもらいました。

また、車座座談会の記録をお願いしました。
それについては、番外編でご紹介します。

仙台の普通の人の暮らしの中から、関西のみんなが出来る支援の形を
見つけて欲しいな、と、思います。

                  おかみちゃんこと、まちづくり魔女♪

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