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車座座談会レポート

さざほざ、独立の初日に素敵なイベントを企画、開催しました。

【~素敵びとのお話とほずみめしを堪能する~「昭和の記憶と震災の記録」】

3.11震災後、この先どうやって生きていったらいいのか、
先が見えず途方に暮れた仙台の仲間たち。

みんな心細くて、仕事もなくなり、経済的にも苦しくて、
それでも津波被害を受けた沿岸地域のみなさんのご苦労を思うと、
泣いてばかりいられない、、、と、
それぞれが、自分のできることを精一杯取り組もう、と、
少しずつ動き出して、生活を立て直していきました。

そんな友人達のひとり、NPO法人20世紀アーカイブ仙台の
佐藤正実さんは、市民目線での震災後の暮らしをアーカイブすることに
取り組んでいます。
ツイッターなどで画像の提供を呼びかけ、
1万点以上の画像があつまり、それらの中から1500点を掲載した記録集を出版。
また、パネル展を全国で開催中。
私も画像を提供し、当時の暮らしをヒアリングしてもらいました。。。

今回の車座座談会では、佐藤さんの取り組みについてお話を伺うとともに、
20世紀アーカイブ仙台さんが取り組んでいる「回想法」を、
愛媛県新居浜市で同じように取り組んでいらっしゃる安孫子さんをも
お招きし、人々の暮らしを記録していくことの意義について、
掘り下げてお話を伺うことができました。

これから、50年後、100年後、次の世代、後世に、
今回の震災のあと、市民がどんな暮らしをしたのか、
どんな暮らしを重ね、復興していったのか、を、
市民の視点で記録し、伝えていくことの重要性や、
震災だけにのみならず、人々の暮らしの息吹を、
記録し、残すことの重要性を、お二人のお話を聞いて
改めて再認識することができました。

今回の座談会は、うれしやの和室で行いましたが、
昭和レトロな雰囲気の和室で、それこそ「卓袱台」を囲みながらの
ざっくばらんな座談会となりました。
参加者のみなさんも、
何らかのご縁があってお集まりいただいたみなさんで、
初めて顔を合わせる方どうしでも、自然と会話を交わし、
和気あいあいと、まるで親戚の寄り合いのような
賑やかな座談会となりました。

期せずして、「さざほざ」独立の日のイベントとなり、
「さざほざ」が目指す、被災地の現状を知らせる、発信する、
どんな風に発信していくのか、方向性を示すこともできたか、
と、思います。

当日の様子はスピーカーの佐藤さんのブログをご覧ください。
※参加者のみなさんの感想、レポートも募集しています。
ぜひ、この記事のコメント欄に、感想・レポートをお寄せください。

次のうれしやでの座談会は、
6月15日(金)、ふっこうカフェ
6月29日(金)、観光から復興を考える座談会
を予定しています。

詳細が決まり次第、ブログでお知らせします。


座談会のようす。
和室の壁にプロジェクターで資料を投影。

旧まくろび庵時代からの強力助っ人、ほずみちゃんの
マクロビオティック仕様の、美味しいお食事「ほずみめし」を食べながら、
みんなで、ざっくばらんに話し合う。